ご希望の陸上競技場情報を無料で検索できます。

ホームメイト・リサーチTOP

スポランド
陸上競技場
トップページへ戻る
トップページへ戻る

夏の陸上競技場情報

夏の陸上競技場で開催される中学生の大会に注目



夏は様々なスポーツで多くの大会が開催されます。陸上競技も例外ではなく、各地の陸上競技場が盛り上がるシーズンです。中でも、陸上競技に取り組む中学生にとって夏の大会は正念場。より大きな大会に勝ち上がっていくためにも、真夏の屋外という状況下で、ライバルと熾烈な争いを繰り広げなければなりません。では、中学生たちはどのような大会を目指し頑張っているのでしょうか。

陸上競技場が盛り上がる中学生たちの最高峰の大会「全中」とは

陸上競技場が盛り上がる中学生たちの最高峰の大会「全中」とは

中学生の陸上部員が目指す大会として、全日本中学陸上競技選手権大会があります。この大会は中学生たちの最高峰の大会で、毎年8月下旬4~5日間の開催です。

開催される陸上競技場は全国持ち回りで、2016年(平成28年)は長野県、2017年(平成29年)は熊本県で開催されました。大会の目的は、中学校教育の一環として中学生たちに陸上競技実践の機会を与えることと、技能の向上及び心身ともに健康な生徒を育むことなどがあります。

全日本中学校陸上競技選手権大会は一般的に全中と呼ばれ、全中に出場するには指定大会で参加標準記録を突破することが条件です。参加標準記録とは全中に出場するためにクリアしなければらない記録のことであり、指定大会とは、各都道府県で開催される全日本中学校通信陸上競技大会もしくは、各地区の中学総体のこと。

このどちらかの大会で、標準記録を突破すれば全中への出場資格を得ることができます。しかしこの条件は、屋外で行なわれる陸上競技では難しいものとなることもあるのです。

この2大会が天候に恵まれるとは限りません。雨風の中ではベストな状態ではなく、思うような記録を出せないこともあるからです。2大会しかチャンスがないということは天候のみならず、体調のコンディションも影響することも。そのような中、これらの厳しい条件を突破した人だけが最高峰の全中に出場できるのです。

古くから陸上競技場を沸かせてきた大会「通信陸上」

全中への出場資格を得るための大会のひとつ、全日本中学校通信陸上競技大会は通信陸上や通信とも呼ばれ、毎年6~7月に各都道府県で開催。

大会の結果は各都道府県から日本陸連に集められ各種目の順位を公表。この大会は、陸上競技の普及・発展と中学生の精神・身体の正しい訓練を助成することが趣旨となっています。

この大会で全中への参加標準記録を突破すれば良いですが、通信陸上は誰でも出場できるわけではありません。通信陸上の大会概要は、「各都道府県大会に出場する方法は各都道府県で独自に決めることができる」となっており、これを受けて各都道府県の大会概要には各種目に参加できる下限記録(参加標準記録)を明記しています。

参加人数については、1校の参加上限はないので、参加標準記録を突破していれば何名でも出場することが可能です。(リレー競技だけは1校につき1チームの参加制限があります。)

そのため、参加標準記録を突破して何名も出場選手がいる中学校がある一方、出場選手のいない中学校も存在。そして、多くの中学生が全中へ出場するために参加しているこの大会は、全中だけでなく国民体育大会(国体)の選手選考会でもあるのです。

国民スポーツの祭典である国体に出場するにも、通信陸上で結果を残し、都道府県の代表に選ばれなければなりません。このように通信陸上は、全中と国体へとつながるとても大切な大会です。

陸上競技を頑張る中学生たちの数々のドラマ

通信陸上に出場するには参加標準記録の突破が必要であるように、もうひとつの指定大会である各地区の中学総体への出場にも、突破しなければいけない参加標準記録があります。こちらは、該当年度中に中体連主催大会での突破が必要です。

他にも中学生を対象とした陸上競技の大会で夏の陸上競技場は盛り上がりますが、各中学校からの参加人数に制限を設けている大会もあり、誰でも出場できるわけではありません。

特に、部活動が活発で部員数も多い中学校では、校内で出場選手に選ばれることがまず必要。学校の代表になり、出場できたとしても次の大会では各地区からの参加人数に制限がある場合もあり、全国大会でのハイレベルな戦い以前にもまずは学校からの代表になり、その後は地区の代表になることが必要です。

練習時には出すことができなかった記録を出し、次の大会への出場資格を手にする選手、大会当日に実力を発揮できずに敗退する選手、うれし涙と悔し涙が競技場では流れ、それぞれのドラマが陸上競技場では生まれています。

ロード中
ロード中
ロード中

気温が高くなる夏は、体も気分も軽くなり、スポーツを行なったり観戦したりする方も多い季節。世界的な競技大会も多く開かれますが、その一方で暑い中での運動は、健康管理にも注意が必要です。夏の陸上競技場は、世界レベルのドラマが繰り広げられる場でもあり、またスポーツをする際の健康管理を期待できる場でもあり、そして猛暑を和らげる技術の結晶が見られる場でもあるのです。

平和な真夏の祭典「世界陸上」

平和な真夏の祭典「世界陸上」

世界最高峰の陸上競技大会と言えば、「世界陸上」の名で日本でも親しまれている「世界陸上競技選手権大会」が挙げられます。陸上競技の国際的総括団体のIAAF(国際陸上競技連盟)の主催によって現在では西暦の奇数年の8月から9月に行なわれている大会で、世界各地から200を超える国や地域が参加。日本でもテレビ中継が行なわれるためその人気は高く、この中継を通じてウサイン・ボルトやマリア・アバクモアといったスター選手のファンになった方も多いと言われています。

この世界陸上競技選手権大会の歴史はオリンピックに比べて意外と浅く、1983年(昭和58年)にヘルシンキ(フィンランド)で第1回が開催されたのが始まりです。その契機となったのが、1980年(昭和55年)のモスクワ(当時ソ連)オリンピックでした。東西冷戦の厳しい情勢下でアメリカや西ドイツ、韓国、日本などの西側諸国や、ソ連と対立していた中国、イラン、パキスタンなどの国々が相次いで参加をボイコットした大会だったのです。つまりスポーツの場に政治的背景が大々的に持ち込まれた結果となり、世界中のアマチュアスポーツ界に大きな影響を与えました。これを機にIAAFが新設した競技大会が世界陸上だったのです。

第1回のヘルシンキ大会以降は当初、夏季オリンピックの前の年に4年ごとに開催していましたが、1991年(平成3年)の東京大会以降は2年ごとの開催に変更されました。オリンピックよりも開催スパンが短いためにそのつど新たな選手の名勝負を観ることができるため、世界中で世界陸上への人気が高まり、現在ではオリンピックを凌ぐ程の高い価値を持っていると言われている大会へと成長しました。

スポーツと政治の関係という、きな臭い要因を排除しようと発足した世界陸上は、つまり、真の平和のもとにおいて開かれるスポーツ大会と言えるでしょう。陸上競技場をメイン舞台としたこの真夏の平和の祭典を、心から楽しむことができる意味を、私たちは改めて思い返す必要がありそうです。

暑い季節は陸上競技場でのトレーニングを

夏のスポーツは、熱中症や脱水症状などの危険があることも忘れてはなりません。また暑さは私たちが想像する以上に体力を奪ってしまうため、夏のトレーニングには注意が必要です。

そこで、夏は陸上競技場でのトレーニングがおすすめです。例えば長距離を走るトレーニングなどの場合、陸上競技場で行なうことによって、「トラック1周の400mを走るごとにドリンクを飲む」などと水分補給のペースを決めやすくなるメリットが生まれます。またフィールド外の設備では冷房が効いている休憩室などが設けられている陸上競技場もあるため、涼を取ることが容易にできます。

もし陸上競技場以外の街中や路上でジョギングなどのトレーニングを行なう場合には、あらかじめ休憩可能場所や水分補給場所などを把握しておく必要があると言えます。体調の急変は意外と早く来るケースもあるので注意しましょう。その意味においても、管理スタッフがいる陸上競技場でのトレーニングは安全であると言えます。

灼熱の競技場を冷やせ!スタジアムの暑さ対策

夏の陸上競技場は、周囲にスタンドが設けられているため風の通りが弱まってフィールド上の熱がこもりやすくなることや、上空に直射日光を遮る物がないことなどの理由から、想像以上の暑さを感じる場所でもあります。このことは、観客席はもちろん、競技をする選手たちにも大きな影響を与え、ひどい場合には健康を悪化させることにもつながります。そのため、陸上競技場には様々な暑さ対策が施されています。

その一例に「ドライミスト」が挙げられます。ドライミストとは微細な霧のことを指し、霧が蒸発するときの気化熱の吸収を利用して特定の場所の気温を冷却する装置です。2005年(平成17年)に愛知県で開催された「愛・地球博(愛知万博)」の施設でもドライミストが使用されており、その後日本各地の公共施設や商業施設、ビルなどの大規模施設などでも設置が増えていきました。

そして陸上競技場では、フィールド内にミスト発生装置を設置する所も増えてきています。フィールド表面の温度上昇を抑えることによって競技者への負担を軽くし、熱中症など夏の症状を予防する目的で設置されています。これらで用いられるミストは非常に微細であるため、空気を冷やしはしても地面や競技者を濡らすことはなく、競技への影響も非常に少ないことが最大の特長です。


スポーツシーズン真っ盛りの夏は、陸上競技場もフル稼働。最近では、スポーツ競技のみならず、音楽イベントなどの利用も増えている夏の陸上競技場を支える芝生の話や、夏ならではの新たな陸上競技の取り組みをまとめました。また、2015年(平成27年)の夏に波紋を広げ、建設計画の見直しが図られた注目の新国立競技場についてもご紹介します。

芝生

芝生

夏の暑さや冬の寒さにも負けず一年中、青々と美しく輝く陸上競技場の芝生。陸上競技をはじめサッカーや様々なイベントで、選手が最高のパフォーマンスを発揮したり、参加者が快適に使用できたりするために、種まきや手入れなど、きめ細やかな管理が行なわれています。

芝草の種類

芝草には、大きく「日本芝」と「西洋芝」があり、さらに、生育の適温によって「夏芝」と呼ばれる「暖地型芝草」と、「冬芝」と呼ばれる「寒地型芝草」に分類されます。夏芝は暑さに強く、冬には枯れて茶色くなってしまう特性があり、一方で冬芝は寒さに強く冬でも緑色を保ちますが、暑さに弱く夏に枯れてしまう恐れがあるため、一年通して常に緑色を保てるように、冬芝の種を夏芝の上から播いて育てます。

このように、多くの陸上競技場では夏芝と冬芝を組み合わせることで、一年中美しい緑色の絨毯を保っているのです。さらに近年は、擦り切れに強く、夏によく成長する品種の夏芝や、生存期間が長く緑色の発色が良い冬芝の品種など、特徴に合わせて様々な品種があります。

陸上競技場における夏の芝生の保護

芝生にとって悩ましい時期と言えば、夏の訪れと共にやってくる蒸し暑い梅雨。湿度や気温が高く、日照不足など芝生の状態が著しく落ち込む条件が多い季節です。芝生に菌糸が付きやすく、病気になりやすい時期であると同時に、コンサートなどのイベントが多い場所では、普段とは異なる利用方法で酷使されるため、芝生は大きなダメージを受けてしまいます。そのため、各陸上競技場のグラウンドキーパーは、芝生が傷まない保護材や養生材などを活用して芝生を保護します。

ただし、芝生保護材をかぶせることで日照を阻害したり、蒸れて過失状態になってしまったりすることもあり、張り替えをしなくてはいけないケースもあります。また、雨が降っても水たまりができないように、根からの水分吸水率を良好に保ち、排水性を高めるなどの工夫が常に施されています。

異常気象や地球温暖化による夏の高温など、近年の気象条件に合わせてグラウンドキーパーが対応していることで、夏の間も美しい芝生が保たれているのです。

オールスターナイト陸上

夏の夕暮れに行なわれる「オールスターナイト陸上」の正式名称は「秩父宮賜杯 実業団・学生対抗陸上競技大会」です。日本の陸上界を支える実業団と学生、それぞれからトップレベルの選手が集まり、実業団オールスターと学生オールスターのチームを編成。賜杯を目指して競い合う、日本で唯一の“実業団vs学生”の真剣勝負と称されています。

元々「秩父宮賜杯 実業団・学生対抗陸上競技大会」は、1961年(昭和36年)9月24日、小田原市城山陸上競技場にてスタート。以降、2015年(平成27年)で第55回を数える、歴史ある大会として受け継がれてきました。日本国内における最高レベルの選手が集まる大会として親しまれ、数々の日本記録が誕生するなど、輝かしい歴史を刻んできた陸上競技大会ですが、時代の流れと共に1年間に開催される競技大会の数が増えるなど、次第に注目度が低下。大会の活性化を目指し、2015年(平成27年)から「オールスターナイト陸上」として生まれ変わりました。

不正スタート発見装置、及び超音波式風速計の使用、記録の速報システムの充実など、競技環境を向上。さらには大型スクリーンをフル活用し、ライブリザルトや競技の様子、優勝者のインタビューなどを映像で楽しめる演出も特徴のひとつです。

「オールスターナイト陸上」は、7月末の薄暮に開幕。神奈川県の湘南にある「Shonan BMW スタジアム平塚」で繰り広げられます。

新国立競技場

2020年(令和2年)の夏に開催される東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場。この陸上競技場を巡っては、巨額の総工費など整備計画を巡り批判が高まったことを受け、様々な議論が重ねられました。費用圧縮のため、観客席の一部を可動式から仮設席にし、開閉式屋根の設置を見送るなど様々な案が提示されましたが、2015年(平成27年)の夏、政府は白紙に戻すことを明言。再検討に向けた基本方針案を発表し、新たな整備計画を決定しました。

政府が、2015年(平成27年)の夏に発表した新国立競技場の整備計画は、総工費の上限を1,550億円に設定。原則として、施設を競技の機能に限定し、屋根は観客席の上部のみに設置、観客席を68,000席にとどめたことなどにより、費用の削減を図ります。対象のスポーツは陸上競技、サッカー、ラグビーを想定。コンサートやイベントなどの利用も可能ですが、特別な音響設備はなく、雨など天候の影響を受ける制約があるという内容でした。

その後、2015年(平成27年)12月には、日本スポーツ振興センター(JSC)が技術提案書2案を公表。2案の内、建築家の隈研吾氏がデザインを手掛け、大成建設が率いるグループが提出したA案が採用されました。完成予定は2019年(令和元年)11月。68,000人収容予定で、サッカーのワールドカップなどのイベントを行なう場合は、最大80,000人に増やすことができる予定です。


夏は陸上競技場で若い力が躍動する季節です。毎年8月に「全国高等学校総合体育大会」が開催され、様々な競技が繰り広げられますが、陸上競技場でも熱い戦いが展開されます。そして、夏に注意したいのが天気です。梅雨や台風、猛暑と天候が変わりやすい時期なので、練習や競技では変化への対応が大切になります。

全国高等学校総合体育大会

全国高等学校総合体育大会

暑い日射しが照りつける8月、高校生のスポーツの祭典「全国高等学校総合体育大会」が開かれます。「インターハイ」「高校総体」などとも呼ばれ、陸上競技や水泳、サッカー、バレーボール、体操競技・新体操、ボクシング、レスリング、柔道、剣道、フェンシングなど様々な競技種目が行なわれ、連日陸上競技場をはじめ各会場で熱戦が繰り広げられます。この大会は、全日制高校生が対象で、定時制・通信制の高校生は「全国高等学校定時制通信制体育大会」に参加します。

高校生の総合スポーツ競技が始まったのは1963年(昭和38年)で、それまでは各種目で高校選手権大会の開催時期が異なっていましたが、全国高体連がほとんどの競技を統合して開催するようになりました。

第1回大会は、1966年(昭和41年)に青森を開催地として開かれ、2003年(平成15年)までは各都道府県の持ち回り開催を原則としていました。2004年(平成16年)以降は主会場として特定の都道府県としているものの地域での開催に移行し、単独開催の場合も一部の競技は近隣の県で行なうようになりました。なお、競技によって各都道府県から最低1校(1人)以上出場できる競技と、各ブロックから数校(数人)出場できる競技に分けられ、ブロックからの選抜では代表が出ない都府県も出てきます。

2000年(平成12年)までは「北海道総体」、「高知総体」のように、都道府県名と組み合わせて称していましたが、2003年(平成15年)の「長崎ゆめ総体」からは、地域の特色を活かしたり、キャッチフレーズを折り込んだ名称が使われるようになりました。

天候の変化に気を付けよう

天候の変化に気を付けよう

梅雨があったり、厳しい暑さがあったり、台風による強風があったりと、夏は天気の変化が激しい季節です。陸上競技は屋外スポーツなので、天気に左右されるため、天候の変化には気を付けるように心がけましょう。ここ数年は異常気象も多く、ゲリラ豪雨や竜巻など予測できない事態も発生しているので、安全第一を考えて、すみやかに対応するようにしましょう。

雨が降るとフィールド内はぬかるみができ、助走で足を滑らせたり、着地後に大きく移動したりして危険が伴います。足元がままならない場合は、練習を中止したほうが安全です。強風の場合は、ハンマー投げややり投げなどの投てき物が、風に流されて思わぬ方向に行く場合があります。また、風にあおられて走り高跳びのバーが落ちたり、トラックではハードルの障害物が倒れたりすることもあります。いつもと違う危険性が出てきますので、すみやかに練習や競技を中止するようにしましょう。

また、吹きさらしの陸上競技場では、落雷の危険性も高くなります。雷雲はわずかな時間で急に成長しますので、雷鳴が聞こえたり、稲妻が光ったりしたらすぐに練習を止めて建物や車の中など安全な場所に避難することが大切です。

反対に晴天で日射しが強い時は、熱中症や熱射病の心配があります。日射しを遮るものが少なく、炎天下に晒される場所なので、知らず知らずのうちに体温が上昇し、熱中症にかかることも少なくありません。熱中症を防止するにはこまめな水分補給がとても大切ですので、スポーツドリンクなど塩分も摂取できる飲料水を近くに用意しておくようにしましょう。運動時には大量の汗をかくので、練習前から水分を摂取しておくことが基本です。休憩は日陰で過ごすようにし、少しでも体温を下げるようにしましょう。