陸上競技用語辞典
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たすき
駅伝競走の中継地点において、走者が次の区間の走者に受け渡す細長い布のこと。短距離走のリレー競技で使うバトンのような役割を果たす。日本陸上競技連盟(JAAF)のルールブックには、「駅伝競走はたすきの受け渡しをする。たすきは布製で長さ1メートル60センチから1メートル80センチ、幅6センチメートルを標準とする」と記されている。たすきは、必ず肩から脇の下に掛けなければならない。また、必ず前走者と次走者の間で手渡さなければならない。「たすきをチームが持参する競技会では、事前に大会本部においてそのたすきの承認を得なければならない」ということも定められている。箱根駅伝などでも見られるように、繰り上げスタートなどで大会側が用意した予備のたすきで代替することもあり、駅伝特有のドラマを生み出すアイテムでもある。
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