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陸上競技用語集(や行)



陸上競技に関する用語(や行)をご紹介します。

やり投

やり投(ヤリナゲ)

助走をして、円弧の踏み切り線の後方からやりを投げて、その距離を競う競技。助走路の幅は4m、投てき角度は約28.96度。スターティングラインの円弧は半径8.0mと定められている。やりは穂先、柄、紐を巻いたグリップの3つの主要部分からできている。近代競技としては1900年代からオリンピックに登場するようになった。当初はやりの中心部に巻きつけたグリップを握って投げる「レギュラー投法」や、逆手でグリップを握りながら利き手でやりの尾部を押し出して投げる「フリースタイル投法」が用いられていたが、のちにフリースタイル投法は用いられなくなった。その後、助走から投げに移る際の工夫として、左右の脚を交差させる「クロス・ステップ式」、踏み切りへの移行時に後ろ脚でもう一度弾んで構えに入る「ホップ式」など様々な技術が考えられた。

ユニバーシアード競技大会

国際大学スポーツ連盟(FISU)が主催する学生を対象にした国際総合競技大会。2年に1度開催される。1959年(昭和34年)にイタリアのトリノで第1回夏季大会、1960年(昭和35年)にフランスのシャモニーで第1回冬季大会が開催された。当初は奇数年に夏季大会、偶数年に冬季大会が行われていたが、1980年代から夏季、冬季ともに奇数年に開催されている。2013年(平成25年)7月にはロシアのカザンで第27回大会が開催され、日本チームは金メダル24個を獲得。1995年(平成7年)の福岡大会に並び、金メダルの獲得数は過去最多となった。メダル総数は84個でロシアに次ぐ2位だった。陸上競技は100メートル競走、ハーフマラソン団体をはじめ、合計50種目が実施された。

4×100mリレー

4×100メートルリレーのレースは、セパレートレーンで行なうのが一般的。第1走者のみがクラウチングスタートとなり、第2走者以降は、バトンパスがあるのでスタンディングでのスタートになる。バトンの受け渡しは、長さ20メートルのテイク・オーバー・ゾーンの中で行なわなければならない。スピードに乗った状態でバトンパスを行なうため、テイク・オーバー・ゾーンを越えてしまったり、バトンを落としてしまったり、うまく受け渡しができずにスピードを減速してしまったり、多くのドラマが起きる競技でもある。もしバトンを落としてしまった場合は、次の走者に触れていなければ前の走者が拾わなければいけない。次の走者に触れたあとであれば、どちらが拾っても良い。

4×400mリレー

4×400mリレー(ヨンカケルヨンヒャクメートルリレー)

1,600メートルがおよそ1マイルであることから、別名「マイルリレー」とも呼ばれる。一般的には、第1走者はクラウチングスタートでそのままレーンを走り、第2走者のブレイクラインの手前端を過ぎた地点からは、レーンを離れてオープンレーンになる。ただし、日本陸上競技連盟(JAAF)のルールブックでは、4チーム以内で競走する場合には、第1走者はブレイクラインの手前端までレーンで走り、その後レーンを離れることができるという方法を推奨している。ここからは、選手同士の接触も多くなり、第2走者から第3走者へ、また第3走者から第4走者へのバトンパスは、第3コーナーを通過した順に内側のレーンに入っていくコーナートップ制が一般的。

400m競走

トップスピードで走り抜けられる距離ではないため、瞬発力に加えてスピードを保ったまま走り続けるスタミナやペース配分などの駆け引きも重要になる。400メートル競走では、スタートからフィニッシュまで、決められた自分のレーンを走る。2ヵ所の大きなカーブを走るため、スタート地点が第1レーンか、第8レーンかによってコーナーの角度が大きく異なるため、どのレーンに入るかも勝敗を分ける大きな要素となる。一般的には、内側の第1レーン、第2レーンは、コーナーの角度がきついため、嫌がる選手が多いと言われている。また、選手にピストルの号砲が同じタイミングで届くように、スターターは全選手が見渡せる場所に立つことや、声が同時に届くようスピーカーが用意されるなど工夫される。さらにピストルと連動して同時にスタートの号砲が鳴る信号器が設置されていることもある。

400mハードル競走

男女共通のハードル種目。ハードルの台数は、100メートルハードルや110メートルハードルと同様10台。ペース配分が難しいとされる種目で、400メートルの距離を走り切れるスタミナが鍵を握る。400メートルハードル競走のハードルの高さは、男子が91.4センチメートル、女子は76.2センチメートルが一般的。日本選手のハードラーとしては、為末大選手が知られている。400メートルハードルでは、35メートル間隔に置かれた高さ90センチメートル以上のハードルを10台も跳び越えながら、400メートルの距離を走り切るという過酷な競技であり、身長の高い選手が圧倒的に有利とされるが、為末大選手は身長170センチメートルと小柄でありながら、世界陸上で2度もメダルを獲得するという快挙を成し遂げた。

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