ご希望の陸上競技場情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト陸上競技場リサーチ

陸上競技情報

陸上競技 写真判定



陸上競技のゴール判定には「写真判定」というものがあります。「写真判定」について、設置される場所やどのような際に使われるかをご紹介します。

写真判定が用いられるときとは

写真判定が用いられるときとは

100m走などでゴールに数人のランナーがほぼ同着で走り込んだ場合、着順を決めるために写真判定を用いる場合がありますが、本来写真判定とは、各選手の正式なタイムを割り出すために用いられるものです。つまり、あるランナーがトップでゴールしたとしても、そのレースのすべてのランナーに対して写真判定は用いられるのです。また、国際大会などの大きな大会では写真判定を用いて正式なタイム割りを出すことが義務付けられています。

写真判定にはスリットカメラという、0.001秒単位で計測できる特殊なカメラを用いています。この写真判定用カメラは写真の撮影を行なうだけでなく、全自動の電気計時装置、言うなれば極めて正確なストップウォッチの機能を持っていて、これが撮影された写真とリンクしています。

正確な記録を決定する写真判定員

こうして0.001秒単位でゴールする瞬間を捉えた写真をもとに、写真判定員が各選手の記録を決定していきます。走種目はトルソー(胴体部分)がフィニッシュラインを割った瞬間がゴールとなるので、その瞬間を、写真とタイムとを照らし合わせながら厳密に確認していく作業が必要となります。写真判定員はそのために決して欠かせない存在です。

記録として発表されるのは0.01秒単位

トラック競技では0.001秒単位までを計測し、端数を切り上げて0.01秒単位が記録として発表されます。1996年のアトランタオリンピックで行なわれた女子陸上100m決勝で、ゲイル・ディバース、マリーン・オッティ両選手が同タイムの10秒94を記録する接戦となりましたが、ディバース選手が金、オッティ選手が銀となりました。これは1位・2位の着順が0.001秒単位で決せられたひとつの例となっています。

写真判定システムの動作の確認

写真判定システムの誤作動や故障を防ぐために、いくつかの対策が取られています。

・1年ごとに検査を行なって、正確に動作しているかを確認する。

・写真判定員主任が責任をもってシステムを監視するとともに、競技前に動作テストや関係者間で打ち合わせを持つ。

・トラックの両側にそれぞれ少なくとも1台ずつの写真判定カメラを設置する。

写真判定カメラが設置される場所

トルソーがゴール位置に達した瞬間を撮影するため、トラックのフィニッシュラインの延長線上に設置します。