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陸上競技情報

3,000m障害について



ここでは、陸上競技の中でも完走が難しい競技のひとつ「3,000m障害」について、著名選手や走法を紹介します。

3,000m障害の歴史を彩ったスターたち

3,000m障害の歴史を彩ったスターたち

3,000m障害は、その距離の中で4つの障害物と1つの水濠(すいごう)障害を越える陸上競技です。障害は平均台を横にしたようなかたちで、男子91.4cm、女子76.2cmの高さがあり、足を引っ掛けても倒れません。そのため転倒する選手もいる他、障害を越えた際の着地や、着地点にある水濠などをクリアするためには相当の体力を必要とし、リタイアする選手も出る競技です。その過酷なレースを勝ち抜いてきた、歴代のスターたちを紹介します。

サイフ・サイード・シャヒーン

カタールの陸上選手で、2004年の3,000m障害において7分53秒63の世界記録を樹立しました。元々ケニア国籍でしたが、2003年、競技者を多く受け入れているカタールに国籍を変えたことで、IOCのルールに則り2004年のアテネオリンピックには出場できませんでした。しかし、2003年の世界陸上選手権パリ大会で金メダルを、国籍変更翌年の2005年の世界陸上選手権ヘルシンキ大会でも金メダルを獲得するなど、出場した大会では好成績を記録しています。

ブライミン・キプロプ・キプルト

ケニアの陸上選手で、世界記録2位を保持しています。3,000m障害を中心に活躍しており、高校生のとき世界ユース陸上で2位の成績を収めました。卒業後にも好成績を打ち出し続け、2007年の世界陸上競技選手権大阪大会と、2008年の北京オリンピックでは、男子3,000m障害において金メダルを獲得しています。

グルナラ・ガルキナ=サミトワ

タタールスタン共和国出身、ロシア国籍の女子陸上選手で、3,000m障害を専門競技としています。女子の世界記録を保持しており、800m走、1,500m走、5,000m走においても好成績を出しています。2008年の北京オリンピックの3,000m障害で金メダルを獲得した際は、8分58秒81という世界新記録を打ち出し、これは女子史上初の9分を切ったタイムでした。

岩水嘉孝(いわみずよしたか)

愛知県出身の元陸上選手で、3,000m障害の日本男子記録を保持しています。5,000m走やハーフマラソンなど長距離も得意で、トヨタ自動車に所属していたときには駅伝にも出場していました。2003年の世界陸上で、日本新記録の8分18秒93を樹立しています。2013年に引退するまで、ヨーロッパ各地の大会において世界の選手と戦い続けました。

3,000m障害の走法

3,000mという比較的長い距離の約80mおきに障害があり飛び越えなければならないため、一貫してある程度の速いスピードが必要となります。体力とリズム感が必要であるため、日本記録保持者の岩水選手などは、リズム感を養い、体幹を鍛えるためにエアロビクスを取り入れるなど、独自の練習を重ねています。